http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110504-00000410-yom-pol
>東日本大震災復興構想会議(議長=五百旗頭真・防衛大学校長)の委員ら6人が4日、宮城県入りし、被災自治体の首長との意見交換や視察を行った。
>意見交換の席上、壊滅的被害を受けた同県南三陸町の佐藤仁町長は、被災企業の借金を棒引きする「徳政令」の実施を求め、梅原猛・同会議特別顧問は「政府に申し入れたい」と応じた。
日本の歴史をひもとけば、徳政令なんてのは、あまたの政権で何度となく出されてきた。
借金棒引きだと言うことで、それを期待する声も大きくなるのは、その点から理解できる。
しかし、それは簡単な話ではない。
そのもう一つの効果を理解して言っているだろうか?
というのは、徳政令のあとに、強烈な貸し渋りが起こり、余計経済はおかしくなったという事例もまたたくさんある。ということ。
つまり、これで徳政令を焦って出させると、今後の借金が出来なくなり、より大変なことになりはしないか?と言うこと。
今回の震災対応の一貫だから、政府がそれを引き受けるべきで、それでいいだろうがと言うのもいるだろうから言うと、徳政令を出した政権はその後大変なことに。最悪、政権転覆している事実も忘れてはいけない。
二重ローンとかの回避のためにそう言いたくなるのは理解はできるが、残念ながら、ローンの貸し手も商売だから・・・ねぇ。
とはいえ、どうなるんだろうね。
22年11月04日の報告