私は小さいときは、いとこい漫才は嫌いだった。
なんかとろくさい気がして、どうもあわんと言うのか、何というのかね・・・。(他にも色々と思うところはあったけどね。まぁその話はいいや。)
小さい頃は、やすきよ漫才や阪神巨人とかそう言うのが好みだったし、(基本的には今もそうなのかな。)
まともに漫才として聞くに堪えると言えば大げさだが、それを言えるのはこれしかないと考えるようになった。
やすきよは「自然消滅」するし、阪神巨人は、吉本の林会長が亡くなったときの特番でエンタツアチャコの役で漫才をして以降、どうも好みからは、少しづつ離れていく感じがしてどうも性に合わないし・・・なんて言うように思えたから余計そう思ったのかも知れないけど。
でも、いとこい漫才は、湾岸戦争の頃の「タコ食う關君」とか言ってた頃から、急に見る目が変わった。
脱やすきよ、脱阪神巨人後の次のターゲット選びというのも当然あったんだろうけどね。
次世代に行くのではなく、古典回帰というのが、私のおかしいところとは思うけど。
安心してみられるというのは、やっぱり良いですね。
今のしゃべくりの名の下に、騒々しいだけの「漫才もどき」に比べれば。(本来かけるべき天秤が違うと思うけどまぁ・・・)
いとし師匠が亡くなって、すっかり好々爺になって、最近テレビで見ないなぁ・・・と思っていたら・・・。
出番をせかすいとし師匠に呼ばれたんだろうね。
そう思うことにしよう。
>「いとこいさん」の愛称で親しまれ、兄の夢路いとしさんとのしゃべくり漫才で人気を集めた喜味こいし(きみ・こいし、本名・篠原勲=しのはら・いさお)さんが、23日午後1時38分、肺がんのため亡くなった。
合掌