性描写を含む漫画などを規制する東京都の改正青少年健全育成条例が成立したそうな。
内容は他の人が詳しく書いてあるだろうからそこに譲るとして・・・
これはどうも、その昔の悪書追放運動を想起させる。
あのせいで、漫画の幅が狭くなり、ある種の一本調子のものが多くなった。それで漫画の可能性をかなり狭められたわけだ。(韓国のマンファが漫画の元祖と捏造されても、正面切って抗弁する力もなくなっているわけだ。)
今回の件は、言論出版思想良心色々自由はあろうが、それを侵害して喜ぶ異常事態をまたしても招こうとしているのでは無かろうか?
その悪書追放運動の結末は・・・例えば、悪書追放のためのポストにゴミがたくさん入るようになって、いつの間にか運動が無くなったと言うこと。
今度はどうなるかはわからない。でもひどく心配だ。
東京都がやるならと、追随してくる自治体などが出てこないとも限らないからだ。
これで戦前は言論を封殺されていたが、戦後は良くなったってよく言えるもんだなと言いたくなる。
声なき声?こう言うときだけ持ち出すな。はっきり言えよ。日教組やPTAと言ったものにおもねったと!
出版業界の皆様には、早急に都条例のない他府県への移転を促したいものだ。現状としては。