ここ数日、あるつきあいの長い老人を捜して大わらわだった。
何せ、家に行っても人の気配がしない。
独居老人だし、まさか・・・と思って余計焦る焦る。
それから、その居住地の管理人に問い合わせると、「退去されました。」とのこと。
いつ退去したのかとか、どこ行ったのかというと、関係を聞かれ、30年来のつきあいだが、親族とかではないと言うと、
個人情報の観点からお教えできません。(ちゃんと経緯は説明したんだがそれでもダメらしい)
と言い、それで少々ごねたら、その管理本部の電話にかけるように促された。
それでそこにかけても同じ事を繰り返され、しかもあっさり切られた。
個人情報保護法ってすごいね。イザ当人が何かあって探していても、保護の観点からと言えば、それで済むんだから。サボりの助長じゃないのか?と思えてどうしようもなかった。
それから、元日に会ったときのことを思いだし、住之江の方の某老人ホームにいるかどうか問い合わせた。
そこにはいなかったのだが、担当ケアマネージャーの名前はどうにか聞き出すことに成功したので、その人に電話。
そうすると、別の区に転居されて、私は担当から外れました云々。
それでは仕方ないので、その転居した区で新たに担当した人の名前を聞き出し、電話したら、その所在地というか住居地がわかったので、やっとその当人に会うことが出来た。
会って会話すると・・・気づいたらここにいて、知り合いもいなければ、土地にも知った地名がない。完全にひとりぼっちでイヤだ早く死にたいというばかりで、どう励ましていいか苦慮したが、ひとまず、所在がわかっただけでも良かったとは思ってる。
また、頃合いを見て会いに行こうと思う。以前の居住地よりは、私の家に近いこともあるし。