昨日、宮内庁は否定しているとはいえ、天皇陛下御譲位の意向であるとか、
その後の呼称はどうなるんだ?とか、そういう典範やら下手すると改憲まで必要になるかもしれない話が出てきた。
そのあたりはとりあえず置いておくとして、過去事例から行くと、譲位をちらつかせるときは、意外と天皇のわがままだったり、存在アピールであったりする。
後水尾天皇や、光格天皇みたいなイメージも考えるとよかろう。
ではさて現状は、どうか。
現状の典範で行くと、一種の終身制。
その後を考えて、もし、行き過ぎた男女同権という発想による、典範に修正があって愛子内親王即位後、名実ともに絶える危険性がある。
ということで、途中で譲位して、現今の感じから行って、悠仁親王に譲位可能にするための一つの先鞭をつけると言う事なのだろうと思う。
明治以来の一世一元を壊してまで守ろうとするのは何か。
神武以来、二千六百年以上の皇統である。
それを、守ろうとしているからではないのか?
陛下なりに。
下々の私が大御心をおもんばかるのは気が引けるが、どうもこのような空気が見え隠れする気がして仕方ない。
とはいえ、譲位遊ばされたら、呼称はどうなるんだ?新院?
でもこれは、上皇が複数ある場合の話。
治天の君?
現行憲法では無理だな。
よくいろいろと様子を見ながら、考えていく事が必要なんだと思う。