石上神宮を辞去してからの続き。
天理駅付近まで戻るが、どうせ本数少ないからと、そのまま大和神社に行こうとする。
後で考えれば、失敗だったかなぁと思うが。
それはそうと、道に迷いながら坂道で苦戦しながらどうにか大和神社へ。
このあたりで、雨が降ってくる。ただ、なぜなのか、参拝した後しばらくしたら雨が上がるというのが不思議なところ。
それから、崇神天皇陵、景行天皇陵、檜原神社へ。
ここでそれぞれ地図を見て、ショートカットルートに行こうとしたら砂利道と農道で・・・などのせいで、道に迷っただけの徒労に終わる。
崇神景行の両陵は、どうにか拝所まで行けたが、檜原神社の時には真っ暗で、本当にたどり着いていたのかわからんが、スマホの地図で、だいたいその場所の感じだったので行ったと見なす。(^_^;)
その後、真っ暗な中、どうにか大きい道まで行こうとするが、道に迷う。当然だが。
すると、近所の住民か、若い高校生ぐらいの三人が、自転車で、わざとらしいほどの大声で、世間話のような感じだがたぶん渡しに行っているような感じで、ここ左曲がったら坂道やなぁなどと言っていたり、自転車の前照灯を、傍目には無駄に揺らして道の存在を明らかにしてくれたり・・・本当にありがたかった。
その後見失うのだが、その見失った直後に、左、つまり、坂の方から軽自動車がやってきて、そのまま右の方に走り抜けていく。
車が行けるんだから、車椅子でも大丈夫であろうとばかり、だいたいこんな感じだよなぁと言う、おっかなびっくりながら、どうにか大通りへ。
その後、行き先表示板やスマホの地図によると、巻向駅の方がどうも近いようなので、向かうが、なぜか迷う。(^_^;)
言ってしまえば土地勘のない人間が、無灯火で、一発で行けるわけがないのである。
それで、どうにか、巻向駅に着くが、ご承知の通り、無人駅。(^_^;)
インターホンで管内のサービスセンターだと思うが、そこに連絡を取ると、板を持ってくるなどの対応が難しいので、他に乗客がいたら助けて貰うとか、乗務員に、この事情を話して乗せて貰って下さいとのこと。
それを聞いてた乗客二人が、18:02の王寺行き列車にうまく誘導してくれたり、列車で、乗せてあげて下さいとか色々言ってくれて、助かった。他の乗客も、車椅子を引っ張り上げるなどしてくれてありがたかった。
乗務員の方は、連絡未達のようで、乗せて良いのか迷っていたようだが、インターホンで、とりあえず乗って下さいと言われてますと伝えると、手の空きそうなときに問い合わせて確認します、事情はわかりましたので、乗って下さい。と。そして、最初高田で乗り換えと思っていたらしいが、環状線方面であることを伝えると、このまま乗りっぱなしで良いですね。王寺に連絡します。とのこと。
その助けてくれた乗客二人は、私と逆方向列車の待ちだったらしく、ここで別れた。
その後、王寺駅で乗り換えて、20時頃帰宅した。
今回は、色々助けて貰ってばかりで、非常にありがたかったし、それがため、良かったと思う。
晩秋の 奈良路に見えた あたたかさ
・・・(^_^;)
追伸:しかし巻向駅は無人駅で単線な上に、車両とホームとの差が高すぎる。こりゃきついなぁ。
それに、基本的に車道以外は道が悪い感じ。こう言うときこそ撮影しておけばよかったんだろうけど。(^_^;)