昨日、古本屋でこんなのを見つけたので買ってみた。
全国の村ごとの石高と誰の領地かなんてのが書いてある。
慶応から明治初年のデータらしい。
まぁこの、旧高旧領取調帳は、関東大震災で原本焼失したらしく、その写本が明治大学にあるのを昭和53年に現代語訳したものと言うことだ。
とりあえず、中国四国編の阿波国の古津村を見てみた。
徳島藩領 91.2088石
賀島弥右衛門知行 374.052石
坪田増之助知行 9.941石
渡虎吉知行 3.527石
こうなってる。
ということは、阿波公方家は、91石古津村から取ってたという事になるのかな。(時期はちょっとずれるけど。)
阿波退去後に、阿波藩に領地召し上げのはずだから・・・。
多分この解釈でいいだろう。
まぁ、他のところもいろいろと書いてあるし、しばらくは楽しめそうだ。
公方らも 古津の里に 泡と消え
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