でも、珍しく買わなかった。
知り合いの本屋の持ってきた地図の検証やらそう言うので忙しかったから。
一つは、慶応改正摂州大坂地図だったかそれ。
エー穢多村があって、難波新川が難波御蔵までしかなくて、天保山があって・・・・。
千日刑場と墓地と、三軒家の方に刑場があって・・・。非人村が大阪市内も含めたくさんあって・・・。
しかし、裁判所って書いてあるな。さていつだ?
単純に裁判所というと、大阪上等裁判所。それなら、明治8年頃に出来たはず。慶応改正と言いながら、明治8年はおかしいなぁなんて話を。まぁ楽しかった。(後に、慶応4年1~4月じゃないのか?と言う結論を出した。)
もう一つは、年数不明の摂州大坂図。
本町橋のたもとに、奉行所があることから、享保の明知焼けのあとだろう。
これも、穢多村があって・・・九条島が別れていて・・・。
難波の新地が中途半端で・・・。
江之子島がそこまで大きくないことなどを勘案して、宝暦くらいかな?大水あったしな。
こんな感じで二つを鑑定みたいなことをした。
多角的視野で見てもらう必要もあるが、おおかた間違っていないと思う。
ルーペどこやとか言いながら、楽しくさせて貰った。
古地図の 虫食い抜ける 夏の風
・・・・・・・・・・・・「ふるちず」。「こちず」ではない。(^_^;)