http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081101-00000050-jij-int
元は中国が悪いんだから。文句言ったら、ネチズンたちが調べ上げて自分たちの足下を揺るがしかねないのをよくわかっているんだろう。
なぜ?
理屈はどうあれ、当時の政権が日本に認めた権益を妨害したことに対する反撃から、戦争に波及したわけだから。
つまり、こういうことだ。
例えば、南満州鉄道の敷設その他権益を、日本は中国政府から認められていた。しかし、彼らは南満州鉄道に沿うように鉄道を敷設し、またその料金を格安にすることによって日本の権益を妨害した。
これに怒って日本が戦争に入った側面もある。
(一応、当時、国際的にはリットン調査書でも、日本の行動についてある一定程度ではあるが理解することはできるというような報告が出ているし、朝鮮併合後の朝鮮にいた人間が中国で農奴扱いされていたのを、「朝鮮は併合されて日本だから日本人と同じ扱いをしろ」とか言って外交でもめたことなども書いてある。)
もし、これが違う、つまり、日本がすべて悪いというならば、こう置き換えて考えればいい。
今の日本が日米安保などで認めている米軍の権益を通告もなく侵害したら?
まず、これと同じことが起こる。仮にも条約で決めたことを一方の都合で通告もなしに空文化しようとしたら・・・考えるだけでも恐ろしい。
現在なら経済制裁的なことですむところもあるんだろう。
極端な話、佐世保や横須賀の米軍施設をふさぐような施設を作ろうとするだけで、国際問題に間違いなくなる。
しかし、当時は、戦争が最大の外交手段だから、そうなった。それだけのこと。
昔も今もそういうところは変わらないと思うのだが?
22/8/13叡電鞍馬線。京都府京都市にある、鞍馬駅にて、叡山電鉄の列車に乗車し、しばらく撮影したときのものです。