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だからイヤなんだってば。ホンマに。

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昨日、実家の近所の神社の夏祭りへ。
誰も居ない時間を見計らったつもりで出かけて、参拝してみくじを引いて大吉で・・・気分良く帰ろうとしたら、呼び止める声が。
私は実家付近の人々とは、ほぼ、つきあいを絶っているので、まさかそういう声がかかるなどとは思っても居なく、意外だったが、向こうは昔から変わらんなぁ~云々と思い出話を少々。
それから、あとでみんな来るで、影に入って休んでろやとかなんとか。
 
それがイヤなんだってば。
何が悲しくて、五歳になる年の4月に引っ越してきて、それから十何年も苦汁をなめさせられ続けた土地の連中と会わなけりゃいかんのよ。そういう意味合いにおいては、その神社の新得なんて信じちゃ居ない。
何が悲しくて

 
だから、私を普通以上に扱った人間にはこういうことにしてる。もし、会うことがあれば・・・だが。
死んだ扱いにしてくれって。
 
俺にとっては、抹殺した過去なんだ。二度と思い出したくない。
誰にも触れられたくない。
そうでないと、わざわざ人のいなさそうな時間にいかんわい。
俺以外にとっては、楽しい過去で笑い話の一つなんだろうが、冗談じゃない。
 
と言うことで、話が終わって、その人の目線が私からそれた直後、その神社を出て次の予定に向かった。
もっと誰も居なさそうな時間に行くしかないな。なんて思いながら。
 
昼下がり 心にむなし 囃子かな
 
ひとりごと
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